テリハボクとは
年に2回、種子をつける
テリハボクは樹高10~20mで、一般に海岸近くに自生しますが、内陸の砂質土に生育することもあります。年に2回種子が得られます。
防風、防潮のために植樹
塩分や風、痩せた土壌に強いことから、防風、防潮の目的で植えられています。台風の多い宮古島でも、防風のために畑や住宅の周り、海岸沿いに多く植樹されています。
種子の50~70%から良質なオイル
テリハボク種子油は、殻を割って取り出した種子を乾燥させた後、冷温圧縮により搾油します。種子には50~70%のオイルが含まれています。
テリハボク資源が豊富な宮古島
台風が多い宮古島では、テリハボクが海岸近くに多く自生しているほか、畑や住宅の周りに植えてきました。
宮古島では、積極的にテリハボクの植樹を進めてきたことから、テリハボク資源量が沖縄で最も多い島なのです。
テリハボクはこれまでほとんど利用されてこなかったのですが、近年、宮古島をはじめ沖縄各地で様々なコスメ商品の原料として活用されはじめています。
宮古島発ボタニカルブランド「Mr.Romatic」
美しい自然に恵まれた楽園の島・宮古島。伊良部大橋の開通、下地島空港の開港なども後押しし、観光客が急増。美しい海とサンゴ、ゆったりと流れる島時間、宮古島を訪れ“トリコ”になる人が増えています。
そんな宮古島で“人と自然に優しい有機農業”に永年取組んでいる「楽園の果実」は、この美しく豊かな自然を未来につなぐ想いから、ボタニカルブランド「Mr.Romatic」を立ち上げました。
宮古島の豊かな自然素材・テリハボクとの出会い
沖縄の離島・宮古島は、台風が接近すると停電が長引き、多大な被害が発生します。そんな島で、発電用燃料として注目されたのが、宮古島に多く自生するテリハボクの種子から採れる良質な油でした。
ただ、テリハボク種子油は、発電用燃料としてはコストが合わず実現できませんでしたが、「太平洋の島々や東南アジアでは古くから“肌のトラブルに良い”として使われる優れたオイル」=タマヌオイルとして親しまれていることを知りました。これが宮古島発ブランド「Mr.Romatic」の立ち上げにつながりました。
Mr.Romaticに込めた想い
Mr.Romanticとは、宮古島の自然を大切にしたいと、永年有機農業に取組んできた「楽園の果実」の夢と情熱を表しています。
Mr.Romaticを選ぶ意味
宮古島の自然がずっと変わらずにいてほしいから・・・
オリジナルブランドMr.Romaticは、沖縄宮古島の地域資源を活かした商品を選んでいただくことで、経済循環を生み地域の持続可能性に寄与できると考えます。つまり、Mr.Romaticの商品を選んでいただくことが、宮古島の豊かな自然を未来につなぐ活動を後押しすることと考えます。