来間島の砂川さん 有機農園訪問レポート2015
宮古島から安心・安全な農作物をお届けしたい
来間島の砂川さんが手掛ける有機農園
来間島の砂川さんはご夫婦で有機栽培に挑戦中
宮古島の南西部に浮かぶ来間島の人気カフェレストラン「楽園の果実」を経営する砂川さんは、ご主人と共に有機農園を経営されています。
宮古島トライアスロン大会を目前に控えた2015年4月初旬、そんなご夫婦のもとをお訪ねし、有機農園を案内いただきました。
丸々太ったパッションフルーツ
近年、独特の食感に人気が高まってきているパッションフルーツ。
4月初旬、有機栽培を行っているビニールハウスの中は汗ばむほどの気温。
この時期のパッションフルーツは、独特の形をした花をつけている一方で、丸々と育った緑色の果実が連なるように実っていました。有機栽培のためか、普段目にするパッションフルーツに比べ果実のサイズが大きい印象です。
パッションフルーツの出荷時期は5月中旬~6月20日頃。宮古島の暑い陽射しを浴びて、これからますます甘味を貯えながら生育していくことでしょう。宮古島でもパッションフルーツの生産量はそれほど多くはありません。そんな中、有機栽培で大切に育てられるパッションフルーツは、まさに希少な味なのです。
野菜やドラゴンフルーツも有機栽培
別のビニールハウスに移動すると、そこではトマトや葉物野菜が栽培されていました。シーズン終盤を迎えたトマトは、2mを超える高さにまで生育しています。
ビニールハウスの外では、ドラゴンフルーツが樹脂製コンテナに守られながら育てられています。樹脂製コンテナであれば夏の陽射しで暑くなることを防げるため、ドラゴンフルーツを傷めることを防げるそうです。
マンゴー収量が減る有機栽培
農薬を使わない有機栽培は、病気や害虫の発生を抑えるために大変手間がかかります。マンゴーの木にストレスを与えないようにするため、一般的な栽培では10m幅に2~3本を植えるのに対し、有機栽培では10m幅に1本に留めるそうです。
このため、沖縄の一般的な栽培での収量は10アール当たり2.0トン程であるのに対し、有機栽培では10アール当たり1.0~1.2トン程に留まるそうです。また、収穫した果実のすべてが出荷できるわけではなく、基準に満たない果実は加工用として扱われます。
それゆえに、有機で育てるマンゴーは付加価値の高い商品に仕上がるのです。
台湾原産マンゴーや新たなブランド品種にも挑戦
一般にポピュラーな赤色のマンゴーは、アーウィン種アップルマンゴーと呼ばれる品種で、宮古島では6月下旬~7月末頃が出荷シーズンです。
砂川さんの有機農園では、この他にも8月がシーズンの緑色のキーツマンゴー、アーウィン種よりサイズが大きい「夏小紅」のブランドマンゴーの栽培も行われています。この「夏小紅」、宮古島では3年程前から栽培が広がっており、徐々に収量が増えているそうです。
砂川さんは、宮古島でも珍しい台湾原産のマンゴーの栽培にも取り組まれています。「台農」と呼ばれるこのマンゴーは、
“ドリアン”のような味が特徴で糖度が25度~30度もあるそうです。
他では手に入らない安心安全で特別なマンゴーをお届けしたい・・・砂川さんの挑戦はこれからも続きます。
限定!
アップルマンゴー「優品」と台湾マンゴー「台農」のセット
宮古島で育てた台湾原産マンゴー「台農」。この希少なマンゴーをお届けします。
但し、アップルマンゴーに比べ収量が限られるため、アップルマンゴー「優品」とセットでお届けします。
「台農」の出荷時期は7月初旬~7月20日頃と、まさに貴重かつ特別なマンゴーです。
有機完熟マンゴー「優品&台農」 1kg(優品2玉、台農1玉、常温送料込み)
有機完熟マンゴー「優品&台農」 2kg(優品3玉、台農3玉、常温送料込み)
宮古島・楽園の果実の有機完熟マンゴー
有機完熟マンゴー「特選品」 1kg(2~3玉、常温送料込み)
有機完熟マンゴー「特選品」 2kg(4~5玉、常温送料込み)
有機完熟マンゴー「家食用」 2kg(不揃い、保冷便送料込み)
宮古島・楽園の果実の有機パッションフルーツ
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