宮古島発ブランド 「Mr.Romantic」
美しい自然に恵まれた楽園の島・宮古島。伊良部大橋の開通、下地島空港の開港なども後押しし、観光客が急増。美しい海、ゆったりと流れる島時間、宮古島を訪れ魅了される人が増えています。
そんな宮古島で“人と自然に優しい有機農業”に永年取組んでいる「楽園の果実」は、宮古島の豊かな自然を大切に未来につないでいきたいという想いから、ブランド「Mr.Romantic」をスタートさせました。
「Mr.Romantic」に込めた想い
「Mr.Romantic」とは、宮古島の自然を大切にしたいと、永年有機農業に取組んできた「楽園の果実」の夢と情熱を表しています。
宮古島の自然を活かし自然を守る
最大のミッションは、これまで十分に使われてこなかった宮古島の優れた素材を上手に活かすことです。島に多く自生するテリハボクは、宮古島に豊富な植物資源であり、これらを使うことが自然に活力をもたらすのです。アロエやマンゴーなど宮古島沖縄の植物成分と組み合わせることで効果を高めます。
持続可能な活力づくり
私たちは、テリハボクが生み出す付加価値を、きちんと地域に還元されることにより持続可能な産業として根付き活力につなげたいのです。テリハボクを使った商品開発が、沖縄各地で立ちあがってますが、ブームではなく地域に根差した産業として仕組化させることが重要なのです。
Mr.Romanticは、テリハボクを主成分に、サンゴに優しい日焼け止め「プロテクティブフェイシャルクリーム」、うるおい効果に優れた「モイスチャーフェイスマスク」、しっとり感がうれしい「お肌と自然に優しいナチュラルソープ」を発売しています。
Mr.Romanticを手に取る意味
宮古島の美しい自然が変わらずにいてほしいから・・・
オリジナルブランドMr.Romanticは、沖縄宮古島の地域資源を活かした商品を選んでいただくことで、経済循環を生み地域の持続可能性に寄与できると考えます。つまり、Mr.Romanticの商品を選んでいただくことが、宮古島の美しい自然を未来につなぐ活動を後押しすることだと考えます。
宮古島の自然素材・テリハボクの優れた効能
沖縄の離島・宮古島は、台風が接近すると停電が長引き、多大な被害が発生します。そんな島で、発電用燃料として注目されたのが、宮古島に多く自生するテリハボクの種子から採れる良質な油でした。しかし、テリハボク種子油は、発電用燃料としてはコストが合わず実現できませんでした。
ところがテリハボク種子油は、太平洋の島々や東南アジアでは古くから“皮膚疾患にいいオイル”として使われる優れたオイル(タマヌオイル)として親しまれていることを知りました。これが宮古島発ブランド「Mr.Romantic」の原動力になりました。
テリハボクとは
種子の50~70%から良質なオイル
テリハボクは樹高10~20mで、一般に海岸近くに自生しますが。年に2回種子が採れます。種子には50~70%の良質なオイルが含まれています。
防風、防潮のために植樹
塩分や風、痩せた土壌に強く、防風・防潮の目的で植えられています。台風の多い宮古島でも、防風のために畑や住宅の周り、海岸沿いに多く見られます。
テリハボク資源が豊富な宮古島
台風が多い宮古島では、成長が早いテリハボクを住宅や畑の周りに植えてきたほか、海岸線にも多く自生しています。宮古島は、官民が積極的にテリハボクの植樹を進めてきたことから、テリハボク資源量が沖縄で最も多い島なのです。
これまで使われてなかった植物資源
豊富な資源であるテリハボクは、これまでほとんど利用されてこなかったのですが、近年、宮古島、沖縄各地で様々なコスメ商品の原料として活用されはじめています。
「Mr.Romantic」の起源
宮古諸島の太陽と自然の中で育まれた豊かな島の恵みを大切にし,
その素晴らしさや価値を広く社会に伝えてゆく
「楽園の果実」は、有機を中心としてできる限り自然環境に負荷をかけない農法で、安心安全な野菜や果物をお届けしたいと考えています。宮古島の豊かな自然環境や美しい海を守ることの大切さを知り、未来につなげてほしいと願うのです。この考えが、「Mr.Romantic」につながっています。
有限会社楽園の果実 (沖縄県宮古島市下地字来間)
有機生産者認定:宮古島亜熱帯有機農業生産組合 (楽園の果実)
農作物と食を通じて想いを発信
「楽園の果実」は、自社農園で有機農法による野菜や果物の生産を行なう一方、農園や宮古島で採れた新鮮な作物を使った飲食サービスを提供するレストランを運営されています。レストランでは、安全で美味しい食を味わえるほか、Mr.Romanticなどの自社商品を販売し、これらを通じて、宮古島の豊かな自然を未来につなぐ姿勢を発信しています。